不動産査定のおすすめサイト24選!選び方や注意点、高値で売却するコツ
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複数の不動産会社に一括で査定・見積もり依頼を出すことができる不動産査定サイトが人気です。不動産の売却では、複数の不動産会社に競わせる形で査定依頼を出す「相見積もり」が有効となります。そのため一括で見積もり依頼ができるサービスは、売却を成功させるために欠かせない「武器」の一つです。

しかしネット上には、たくさんの不動産査定サイトがあるため、「いったいどのサイトを使うのがよいのか、おすすめのサイトはどれなのかわからない」と迷ってしまう人も多いのではないでしょうか。そこで本記事では、不動産査定サイトの選び方やメリット、デメリットと併せて、実在する不動産査定サイトを解説しながら、おすすめのサイトも紹介します。

不動産査定サイトを選ぶ7つのポイント

不動産査定サイトは、どれも同じではありません。例えば以下のような違いがあるため、目的や要望に応じて使い分けることが必要です。

  • 一括で査定依頼を出せる不動産会社
  • 査定依頼を出せる不動産会社の実績
  • 自分が査定依頼をしたい不動産の取り扱いの有無

そこでここでは、7つのポイントから不動産査定サイトを選ぶ方法について解説します。

ポイント1. 提携企業の「数」と「質」

不動産査定サイトを利用する最大のメリットは、一度の操作で複数の不動産会社に相見積もりを出せることです。不動産会社同士が競い合う形になることで有利な条件を引き出しやすくなります。また「多数派」の査定結果を知ることで相場観をつかみやすくなる点も魅力でしょう。特に重要となるのが提携企業数です。

当然提携企業の数は、多いほうが有利となるため、提携企業数がどれだけあるのかをチェックしましょう。そのなかに誰もが知っているような大手不動産会社や地域に密着した不動産会社がバランスよく含まれていると広い視野で相場観をつかみやすくなります。「数」だけでなく「質」にもこだわって提携企業数をチェックしてみてください。

ポイント2. 最大査定数は十分か

最大査定数とは、一度の操作で査定依頼を出せる不動産会社数のことです。不動産査定サイトには、たくさんの提携不動産会社があります。しかし不動産会社のなかで最大何社に査定依頼を出せるのかは、サイトによってまちまちです。例えば有名な不動産査定サイトの一角「イエウール」の場合、最大6社に査定依頼を出すことができます。

もちろん最終的に売却を依頼するのは、1社となるため最大査定数が多ければ多いほど優れているというわけではありません。しかしいくつか選択肢があったほうが売却をスムーズに進めやすいでしょう。またサイトの機能として査定依頼を出す不動産会社を任意で選べることがあります。規模や地域性などからやり取りを希望する不動産会社を選べるかもチェックしておきましょう。

ポイント3. 売却したい不動産を取り扱っているか

不動産査定サイト選びでは、売却を検討している不動産の種類を取り扱っているかも押さえておきましょう。なぜなら不動産査定サイトによっては、マンションに特化しているなどの特徴があり売却したい不動産がマンションなのか戸建て住宅なのかによっておすすめサイトが異なるからです。例えば「マンションナビ」は、サイト名通りマンションに特化した不動産査定が特徴となります。

そのため詳しい住所を入力しなくてもマンション名で検索可能です。マンションの売却を考えている場合は、このようなマンションに特化している不動産査定サイトが有力となるでしょう。できるだけ自分が売却したい不動産の種類をたくさん取り扱っている会社を選ぶことが大切です。

ポイント4. 入力のしやすさ

不動産の査定を依頼するには、最低限の情報を入力することが必要です。サイトによって入力方法が異なるため、入力しやすいかどうかもチェック項目の一つとなります。「入力フォームに必要事項を入力する」という一般的な形になっているサイトが多い傾向ですが、なかにはメッセージアプリの「LINE」を模したような自動応答サービスとチャット形式でやり取りするサイトあります。

近年は、スマホで不動産査定サイトを利用する人も多いかもしれません。スマホの場合、パソコンと比べると画面が小さいため、小さい画面でもわかりやすく使い勝手よいことも入力しやすさを精査するポイントです。

ポイント5. 売却では「スピード」も重要

「マイホームは人生最大の買い物」といわれるように、不動産は高額商品の代表格です。そのため、買い手もポケットマネーで気軽に買うというわけにはいかず売却には一定の期間を要します。もちろんケース・バイ・ケースですが、2015年にアットホーム株式会社が行った調査によると不動産を売却するのに要する期間はマンションで平均6ヵ月、一戸建てで平均11ヵ月でした。

なかには「思ったより時間がかかる」と感じた人も多いかもしれません。ある程度売却までに時間がかかることを踏まえると不動産査定サイトを利用する際は、スピードも重視するべきでしょう。提携不動産会社の数が少なかったり売却にあまり強みがなかったりする会社ばかりだと買い手を見つけるのに時間がかかる可能性が高まります。

自分が売却したいと考えている不動産に精通していない不動産会社へ依頼してもなかなか前に進みません。そのため必ず以下の内容をチェックするようにしましょう。

  • 売却までの期間のデータが公開されているかどうか
  • 対象となるサイトを利用している人がどの程度の期間で売却を完了できているのか

ポイント6. 相場観を知りたいだけなら匿名査定機能があるか

初めて不動産の売却をする人にとって「不動産会社」は未知の存在です。よくわからない相手だけに査定依頼をしただけで営業電話が頻繁にかかってきたりしつこく勧誘されたりするイメージを抱いている人も多いのではないでしょうか。売却の話ではありませんが、たしかに投資用マンションのしつこい勧誘電話について国土交通省が注意喚起をしている事実があります。

しつこい勧誘がネックとなり不動産会社へ査定依頼を出すことに抵抗を感じてしまうのも無理はありません。そんな人のために不動産査定サイトのなかには、匿名で査定依頼を出せるケースもあります。例えば「大まかな相場観を知りたいだけ」「簡易査定の結果を見てから売却するかどうか決めたい」といった場合に便利です。

しつこい勧誘が不安な人や簡易査定したい人は、匿名査定ができるかどうかもチェックしてみてください。

ポイント7. サポートで不安を解消できるか

不動産は高額なだけに、売却に失敗すると大きく損をしてしまう可能性があります。そこで重要となるのが不動産査定サイトのサポート体制です。前項のような「ざっくりと値段を知りたい」という程度の査定依頼であればサポートはそれほど重要にはなりません。

しかし実際に買い手と取引をして不動産の売却をする場合は、わからないことや不安がつき物です。不動産査定サイトには、さまざまな不安を解消するためのサポートが提供されていることもあるため、不安がある人はサポート体制もチェック項目の一つとなります。

不動産査定のおすすめサイト24選

ネット上には、不動産査定サイトがたくさんありますが、そのなかからおすすめの24サイトを厳選して、それぞれのサービスの特徴について解説します。ここで紹介している不動産査定サイトは、いずれもおすすめのサイトなので、ぜひサイト選びの参考にしてください。

不動産査定のおすすめサイト1.イエウール

数ある不動産査定サイトのなかでも知名度が高く「大手」に分類されるサービスです。東証スタンダードに上場する株式会社Speeeが運営しています。最大で6社に一括査定依頼が可能で、査定依頼先の不動産会社は日本全国に2,000社以上。全国対応が可能な大手から地域密着型の不動産会社までニーズに応じて選べるのは、秀逸です。

さらに「イエウール」の場合、運営会社が利用者からのクレームが多い不動産会社の契約を解除する仕組みがあります。現在提携している不動産会社は、優良な会社である可能性が高いため、初めての人でも安心して利用できるのもおすすめポイントです。

サイト名、サービス名 イエウール
提携不動産会社数 1,900社以上
最大査定数 6社
対応エリア 日本全国
取扱不動産 不動産全般
匿名査定 不可
※2022年5月時点の情報です

不動産査定のおすすめサイト2.すまいステップ

全国展開をしている大手不動産会社に加えてそれぞれの地場で強い不動産会社をバランスよく含んでいるため、売却依頼する不動産会社を効率よく選ぶことができる不動産査定サイトです。マンションや戸建て住宅に加えて土地の売却についても一括査定ができます。またマンション売却については、簡単な情報を入力するだけで匿名査定ができる点も魅力です。

一般的に不動産査定サイトは、売却したい人と不動産会社をつなぐサービスを提供しています。しかし「すまいステップ」は、不動産会社のなかでも宅建士を保有している人、売買仲介の経験が5年以上の人など厳しい基準をクリアした担当者を探せることも大きな特徴です。

サイト名、サービス名 すまいステップ
提携不動産会社数 全国1,000社以上
最大査定数 4社
対応エリア 日本全国
取扱不動産 不動産全般
匿名査定 可能
※2022年5月時点の情報です

不動産査定のおすすめサイト3.すまいValue

不動産会社には、さまざまな規模がありますが「すまいValue」は、以下の大手不動産会社6社に絞って査定依頼ができることが最大の特徴です。

  • 三井のリハウス
  • 東急リバブル
  • 小田急不動産
  • 住友不動産販売
  • 三菱地所ハウスネット
  • 野村の仲介プラス

いずれも全国展開をしている大手ばかりなので、初めて不動産査定サイトを利用する人にとっては安心感が大きいでしょう。マンションや戸建て住宅など売却されることの多い不動産だけでなく、ビルやアパートといった不動産も豊富に取り扱っているところが大手不動産会社の魅力です。

サイト名、サービス名 すまいValue
提携不動産会社数 6社
最大査定数 6社
対応エリア 日本全国
取扱不動産 不動産全般
匿名査定 不可
※2022年5月時点の情報です

不動産査定のおすすめサイト4.スーモ売却査定

リクルートが運営している不動産ポータルサイト「スーモ」と同じブランドで展開している不動産査定サイトです。ポータルサイトを運営している強みを活かし、提携不動産会社の数も多く日本全国にある地域密着型の優良会社を見つけるのにも役立ちます。また「スーモ」は、不動産関連の情報発信にも積極的です。

「スーモ売却査定」でも不動産売却を成功させるためのノウハウを惜しみなく提供している情報コンテンツがあります。まだ売却することを決めていなくても役立つコラムが満載なので、一見する価値は大です。

サイト名、サービス名 スーモ売却査定
提携不動産会社数 多数
最大査定数 10社
対応エリア 日本全国
取扱不動産 不動産全般
匿名査定 不可
※2022年5月時点の情報です

不動産査定のおすすめサイト5.おうちダイレクト

これまでに蓄積された膨大な取引記録をビッグデータとして解析し、AIが不動産売却価格の査定をするユニークなサービスが売りです。「おうちダイレクト」は、ヤフー株式会社とソニー不動産株式会社が共同で設立、運営している不動産査定サイトのため、運営企業の特色がよく表れています。人へ査定を依頼する前にAIが自動的に査定金額を出すステップがあるため「まずはいくらくらいで売れるのか知りたい」といった軽い調査段階での利用に最適です。

もちろん、実際に売却活動を開始したときにも信頼できる担当者を見つけられるサービスなので、売却活動の第一歩としてもそん色はありません。

なお、「おうちダイレクト」は2022年6月30日で不動産所有者が自ら売却を行う「セルフ売却」サービスを終了することが告知されています。

サイト名、サービス名 おうちダイレクト
提携不動産会社数 -
最大査定数 -
対応エリア 日本全国
取扱不動産 不動産全般
匿名査定 不可
※2022年5月時点の情報です

不動産査定のおすすめサイト6.イエカレ

不動産査定サイトとして利用することができる「イエカレ」。サイトそのものは、不動産の総合サービスサイトなので「家を貸したい」「土地を活用したい」「管理会社を探す」といった用途にも利用可能です。不動産に関する情報発信にも力を入れていて、読み物として提供されているコンテンツには不動産の売却を学べるものもたくさんあります。

また「イエカレ」がユニークなのは、フリーダイヤルによる電話サポートがあることです。売却以外のことでも相談できる電話窓口が用意されているので、パソコンやスマホの操作に不安がある人には安心感があるでしょう。

サイト名、サービス名 イエカレ
提携不動産会社数 383先
(掲載企業)
最大査定数 8社
対応エリア 日本全国
取扱不動産 不動産全般
匿名査定 不可
※2022年5月時点の情報です

不動産査定のおすすめサイト7.HOME4U

HOME4U(ホームフォーユー)は、NTTグループとなる株式会社NTTデータスマートソーシングが運営しています。2021年6月の時点でサイト運営歴が20年、累計査定数が45万件を超える「老舗」の不動産査定サイトです。大手から地域密着型の不動産まで幅広い提携会社があり、その数は全国で約1,800社となります。

不動産取引は、実績から得られる情報が多い傾向です。そのため「HOME4U」のように運営年数が長く査定実績数が多いことは、スムーズな売却に大きな力となるでしょう。

サイト名、サービス名 HOME4U
提携不動産会社数 約1,800社
最大査定数 6社
対応エリア 日本全国
取扱不動産 不動産全般
匿名査定 不可
※2022年5月時点の情報です

不動産査定のおすすめサイト8.リビンマッチ

提携不動産会社数や同時に査定を依頼できる会社数など不動産査定サイトとしては、標準的なスペックです。特筆すべきは、メッセージアプリ「LINE」を模したようなチャット形式の査定ページでしょう。自動応答なので気兼ねすることなく対話形式で質問に回答すると査定依頼ができて簡単です。対話形式の入力は、特にスマホで査定依頼を出したい人に使いやすいでしょう。

サイト名、サービス名 リビンマッチ
提携不動産会社数 約1,700社
(2021年8月時点)
最大査定数 6社
対応エリア 日本全国
取扱不動産 不動産全般
匿名査定 不可
※2022年5月時点の情報です

不動産査定のおすすめサイト9.イエイ

「イエイ」は、2007年からサービスを提供開始し2022年時点で15年の歴史を誇ります。最大査定数は6社、掲載不動産会社数は1,700社を超えており業界でも有数の不動産査定サイトです。豊富な不動産会社のラインナップから大手、地元密着型の不動産会社などを織り交ぜながらさまざまな不動産会社の査定結果を得ることができます。

また「イエローカード制度」というものが設けられており、しつこい勧誘などで苦情が出た不動産会社を契約解除する仕組みです。そのため優良な不動産会社との接点を作るのにも最適でしょう。

サイト名、サービス名 イエイ
提携不動産会社数 1,700社以上
最大査定数 6社
対応エリア 日本全国
取扱不動産 不動産全般
匿名査定 不可
※2022年5月時点の情報です

不動産査定のおすすめサイト10.マンションナビ

「マンションナビ」というサービス名からわかるように分譲マンションの売却査定に特化した不動産査定サイトです。掲載されている不動産会社はもちろんマンションの売却を取り扱っており、マンションに強い不動産会社が中心となっています。最大査定数は9社(売買6社、賃貸3社)で一括査定サイトとしては多い傾向です。

賃貸が3社含まれていることもマンションの売却査定に特化しているサービスらしさがあります。

サイト名、サービス名 マンションナビ
提携不動産会社数 約2,500店舗
(2017年1月時点)
最大査定数 9社
対応エリア 日本全国
取扱不動産 分譲マンション専門
匿名査定 可能
(東京23区限定)
※2022年5月時点の情報です

不動産査定のおすすめサイト11.ズバット不動産売却

2021年11月時点で累計利用者が1,800万人を超えており、多くのユーザーから支持されていることがうかがえます。情報セキュリティの国際規格ISO27001を取得しているため、顧客情報の管理について第三者機関による「お墨付き」が与えられているのも特徴です。

売却査定のために入力する項目だけでは個人は特定されにくいとは思いますが、それでも強固なセキュリティが施されていることには安心感があります。

サイト名、サービス名 ズバット不動産売却
提携不動産会社数 約300社
最大査定数 6社
対応エリア 日本全国
取扱不動産 不動産全般
匿名査定 不可
※2022年5月時点の情報です

不動産査定のおすすめサイト12.スマイティ

「スマイティ」は、価格比較サイトの運営でおなじみの「カカクコム」が運営している不動産住宅情報サイトです。賃貸や売買などさまざまな不動産情報が提供されているなかに不動産売却査定サービスがあります。査定サービス自体は、NTTグループの企業が提供する「HOME4U」を利用しているため、掲載不動産会社数は約1,800社で最大査定数は6社です。

業界屈指の不動産査定サービスを利用したい一方で、普段からカカクコム系のサービスを利用していてなじみが深い人にもおすすめです。

サイト名、サービス名 スマイティ
提携不動産会社数 約1,800社(「HOME4U」に準拠)
最大査定数 6社(「HOME4U」に準拠)
対応エリア 日本全国
取扱不動産 不動産全般
匿名査定 不可
※2022年5月時点の情報です

不動産査定のおすすめサイト13.タウンライフ不動産売買

タウンライフ不動産売買の提携不動産会社の数は150社以上と他社と比較して多くありませんが、厳選された不動産会社のみ掲載する方針のサイトです。そのため、実績や評判ともに優れた不動産会社に一括査定依頼を出すことができます。

一括査定サイトの多くは、メールなどデジタル形式で査定結果を受け取る仕組みが多い傾向です。しかし「タウンライフ不動産売買」は、郵送でも査定結果を受け取ることができます。そのためパソコンやスマホなどの操作に不安がある人も利用しやすい設計です。また査定依頼をした人には「不動産売却パーフェクトガイド」というマニュアル本がプレゼントされます。

サイト名、サービス名 タウンライフ不動産売買
提携不動産会社数 150社以上
(2021年5月時点)
最大査定数 エリアによって異なる
対応エリア 日本全国
取扱不動産 不動産全般(農地も含む)
匿名査定 不可
※2022年5月時点の情報です

不動産査定のおすすめサイト14.SRE不動産

SRE不動産は、ソニーのグループ会社です。自社開発のAIによってビッグデータから売却価格の査定を行い、その査定価格を起点として売却活動を始めます。自社ネットワークを活用して不動産の高値売却を目指すユニークなサービスです。

不動産会社は、売り買いの両方を担当できるため、売主だけでなく自社で買主側の仲介も担当して「両手取引」で双方からの利益を狙うことがあります。しかしSRE不動産は売主だけを担当する「片手取引」となるため、売主の利益だけを追求するモデルです。そのため売主にとって有利な条件を引き出しやすいメリットがあります。

サイト名、サービス名 SRE不動産
提携不動産会社数 -
最大査定数 -
対応エリア 首都圏、関西圏
取扱不動産 マンション、戸建て住宅、土地など
匿名査定 不可
※2022年5月時点の情報です

不動産査定のおすすめサイト15.LIFULL HOME'S

不動産ポータルサイトの大手として高い知名度を有しており、豊富なサービスのなかに売却査定サービスがあります。掲載不動産会社数は、約3,658社と多く業界トップクラスです。

不動産ポータルサイトとしてすでに高い実績を誇っています。そのため情報セキュリティに関する取り組みにも積極的です。個人情報の適正な取り扱いに関する第三者認証を取得し、高いレベルのセキュリティが確保されています。

サイト名、サービス名 LIFULL HOME’S
提携不動産会社数 3,658社
最大査定数 10社
対応エリア 日本全国
取扱不動産 不動産全般
匿名査定 可能
※2022年5月時点の情報です

不動産査定のおすすめサイト16.リガイド

2006年にサービス提供を開始し2022年時点で16年の運営実績を持つ不動産査定サイトです。掲載不動産会社数は約800社と業界内では若干少なめですが、同社が独自の基準で審査した大手中心の厳選された不動産会社がしっかりとラインナップされています。また、Yahoo!のアカウントを持っている人ならYahoo!から情報をそのまま引き継いで「リガイド」のサービスを利用可能です。

そのためYahoo!ユーザーにとっては、さらに使い勝手のよい不動産査定サイトといえるでしょう。

サイト名、サービス名 リガイド
提携不動産会社数 800社以上
最大査定数 10社
対応エリア 日本全国
取扱不動産 不動産全般
匿名査定 不可
※2022年5月時点の情報です

不動産査定のおすすめサイト17.不動産売却の窓口

「不動産売却の窓口」は、不動産の売却が成立した場合に祝い金がもらえる独自のサービスが最大の特徴です。最大3,000円分の商品券が祝い金の形でもらえる不動産査定サイトは珍しいので、本格的に売却を検討している人にとってはインセンティブとなるでしょう。

また同サイトは、プライバシーマークを取得しています。そのため個人情報保護の体制がしっかりととられていると考えられ、初めての人にとっても安心感のあるサイトです。

サイト名、サービス名 不動産売却の窓口
提携不動産会社数 -
最大査定数 -
対応エリア 日本全国
取扱不動産 不動産全般(農地も含む)
匿名査定 不可
※2022年5月時点の情報です

不動産査定のおすすめサイト18.オウチーノ

オウチーノ自体は、住宅に特化した不動産情報サイトですが、そのなかにある売却査定サービスではオフィス物件やビル物件なども査定の対象に含まれています。全国対応で掲載不動産会社数は1,500社以上とスケールメリットのある不動産査定サイトです。初めて不動産の売却をする人に役立つ情報が満載のサイトのため、まず売却について学びたいという人も一度アクセスしてみてはいかがでしょうか。

サイト名、サービス名 オウチーノ
提携不動産会社数 1,500社以上
最大査定数 -
対応エリア 日本全国
取扱不動産 不動産全般
匿名査定 不可
※2022年5月時点の情報です

不動産査定のおすすめサイト19.マンションマーケット

「マンションマーケット」は、同名の会社が運営するマンション売買に特化した不動産情報サイトです。中古マンションの売買を支援するサイトのため、マンションを売却したい人だけでなく「探したい」「買いたい」という人に向けたサービスも利用できます。対象エリアは、東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県のみです。

首都圏に特化したサイトだけにエリア単位、駅単位に細分化された情報に強みがあり、首都圏でマンションの売却をしたい人にとっては強力なツールとなるでしょう。

サイト名、サービス名 マンションマーケット
提携不動産会社数 -
最大査定数 6
対応エリア 東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県
※売却査定は全国対応
取扱不動産 マンション
匿名査定 不可
※2022年5月時点の情報です

不動産査定のおすすめサイト20.いえうり

「いえうり」は、たくさんある不動産査定サイトのメリットを集約したようなサイトです。サービス名が「いえうり」となっているように、マンションと戸建て住宅に特化した住宅専門の売却査定サービスです。査定時に個人情報を入力することに抵抗を感じる人は多いですが(営業電話などがしつこくかかってくる懸念など)「いえうり」の場合、査定段階で不動産会社へ個人情報を提供しません。

査定を受けて話を聞いてみたいと意思表示をした会社にだけ開示され、売却の話を進めることができるので安心です。

サイト名、サービス名 いえうり
提携不動産会社数 1,397社
最大査定数 数十社
対応エリア 日本全国
取扱不動産 住宅(マンション、戸建て住宅)
匿名査定 不可
※2022年5月時点の情報です

不動産査定のおすすめサイト21.アットホーム

売却だけでなく賃貸情報や売買物件情報など幅広い不動産ポータルサイトとして高い知名度を有する「アットホーム」のなかにある不動産売却一括査定サービスです。大手不動産ポータルサイトだけあって、提携不動産会社数は2,000社を超えています。

その膨大な不動産会社のデータベースで利用者が入力した条件に合致する不動産会社を抽出して案内してくれる機能があります。

サイト名、サービス名 アットホームの一括無料査定サービス
提携不動産会社数 2,299社
最大査定数 5社
対応エリア 日本全国
取扱不動産 不動産全般
匿名査定 不可
※2022年5月時点の情報です

不動産査定のおすすめサイト22.いえカツLIFE

不動産を売却するには、さまざまな動機や事情があります。決してポジティブな理由だけではなく、離婚や金銭問題などネガティブな事情による売却もあるでしょう。「いえカツLIFE」では、さまざまな事情に合わせた売却査定サービスを提供しているところがユニークです。

多くの不動産査定サイトは、仲介といって売主と買主をつなぐ不動産売却を前提に査定をします。しかし「いえカツLIFE」では、不動産会社による買取やリースバック(不動産を売却したうえで賃貸の形で同じ家に住み続けること)の査定価格も一括操作で得ることが可能です。

サイト名、サービス名 いえカツLIFE
提携不動産会社数 500社
最大査定数 6社
対応エリア 東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県
取扱不動産 不動産全般(借地権も含む)
匿名査定 不可
※2022年5月時点の情報です

不動産査定のおすすめサイト23.INVASE

INVASE(インベース)は、不動産投資の物件紹介や情報提供を行っているサービスですが、そのなかに売却査定のサービスがあります。INVASEの売却査定サービスの主な特徴は、2つです。1つ目は、提携不動産会社数が15社とかなり厳選していること。不動産投資がメインコンテンツのサービスだけに不動産投資にも強みを持つ不動産会社が多く並んでいます。

2つ目は、仲介によって買主を探してくれる仲介査定だけでなく、不動産会社自らが買主となって買取を行う場合の買取査定額が提示されることです。

サイト名、サービス名 INVASE
提携不動産会社数 15社
最大査定数 -
対応エリア -
取扱不動産 不動産全般
匿名査定 不可
※2022年5月時点の情報です

不動産査定のおすすめサイト24.cowcamo(カウカモ)

中古物件のなかでもリノベーション物件に特化した不動産売買サイトです。サービスラインナップのなかに売却査定のサービスもあります。ユニークなのは、提携不動産会社へ一括で売却査定依頼をするのではなく、自社の会員に向けて物件情報を配信して買い手候補を募る形になっている点です。

リノベーション物件に特化しているため、古い物件でもリノベーションの価値を評価してもらえる可能性が高いでしょう。リノベーション物件を高値で売却したい人に最適な不動産査定サイトです。

サイト名、サービス名 cowcamo
提携不動産会社数 -
最大査定数 -
対応エリア 東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県
取扱不動産 マンション、戸建て住宅
匿名査定 不可
※2022年5月時点の情報です

AIの自動査定で営業電話の心配がない不動産査定のおすすめサイト2選

「今すぐ不動産の売却価格を知りたい」といったニーズは高い傾向です。特にネットで不動産査定サービスを利用する人のなかには、今すぐ手軽に売却価格を知りたい人もいるかもしれません。ここでは、そんなニーズに応えてくれるAIの自動シミュレーション型不動産査定サイトを2つ紹介します。

AIの自動査定が可能な不動産査定のおすすめサイト1. HowMA!

不動産査定サイトの利用をためらっている人の多くは「不動産会社からしつこく電話がかかってくること」を懸念しているのではないでしょうか。一部のサイトが匿名査定を可能にしているのもそんなニーズに応えるためです。HowMA!は、AIが自動的に売却価格を査定するため、瞬時に査定価格を知ることができます。「まず売却価格の相場観を知りたい」といった場合にもおすすめです。

さらに本格的な査定を希望する場合は、詳細な査定に進むこともできます。AI査定の段階では、不動産会社に査定を依頼することがないため、気になる営業電話も一切ありません。またAIによる査定は、人間による主観が一切入らないので「AIの意見も聞いてみたい」という利用シーンも考えられます。

AIの自動査定が可能な不動産査定のおすすめサイト2. 10秒でDo!

大手不動産会社の「ハウス・ドゥ」が提供している不動産査定アプリが「10秒でDo!」です。名称の通りアプリを活用すれば10秒で不動産の査定ができます。郵便番号や住所、面積、築年数などを入力するだけで簡易査定ができるため、便利です。また、価格についても仲介による売却見込み価格と買取価格の両方が提示されるため、売却予定の不動産について相場観を知るのに役立ちます。

アプリは、iOS版とAndroid版の両方が提供されており無料で利用ができます。さらにWeb版では、同じ機能をインストールなしで利用することも可能です。

実績で選ぶならここ!おすすめの大手不動産会社2選

不動産を売却するには、仲介であっても買取であっても不動産会社に依頼することは変わりません。そこで重要になるのが、「どの不動産会社に売却を依頼するか」です。不動産会社を選ぶポイントはたくさんありますが、そのなかでも実績は重視するべき重要なポイントでしょう。そこで、実績に強みのある不動産会社を2社紹介します。

おすすめの大手不動産会社1. 三井のリハウス

三井不動産リアルティ株式会社が提供するテレビCMなどでもおなじみの「三井のリハウス」です。知名度はもちろん実績についても実力十分の大手不動産会社といえます。不動産売却は、やり方によっては長期化してしまうことも少なくありません。しかし同社は、売却を依頼した顧客のうち約64%の人が2ヵ月以内に成約(つまり売却達成)をしています。

不動産をスピーディに売却できる可能性が高いことは、大手の強みかもしれません。不動産売却は、売出価格が適正となることが重要です。そのためにプロによる査定が必要になるわけですが、査定が正確でなければ売出価格が相場からかけ離れたものとなり売却が長期化してしまいかねません。「三井のリハウス」では、約69%の人が提案価格の95%以上の価格で売却に成功しています。

査定の正確性が証明されているといえるでしょう。

おすすめの大手不動産会社2. 住友不動産販売

前項の「三井のリハウス」と同様に旧財閥系の大手不動産会社が住友不動産販売です。大手のため、スケールメリットは十分で日本全国にネットワークを有しているだけでなく売却に関するサポート体制も充実しています。売主の満足度は、94.1%(2020年度)とほとんどの人が同社による売却に満足している実績があります。

売却では、建物の不具合などによるトラブルが起きることも少なくありません。しかしそうなってしまった場合に備えて建物保証や設備修理などのサポートが付帯していることも大手不動産会社の強みです。ネット上での情報発信にも力を入れていて公式サイトには不動産売却に役立つコンテンツも満載です。

なぜ、不動産査定サイトを利用するべきなのか?6つの理由

不動産の売却には不動産査定サイトを利用するのが有益なため、本記事では不動産査定サイトの有用性や各不動産査定サイトの情報などを紹介しています。それでは、不動産査定サイトを利用するとどんなメリットがあるのでしょうか。ここでは、6つの理由から解説します。

理由1. 売却したい不動産の地域に強い不動産会社を見つけやすい

知り合いに不動産会社の人がいたり、すでに不動産取引をする際に声をかける不動産会社が決まっていたりする人であれば不動産査定サイトを利用する必要はないでしょう。なぜならどこに不動産会社に売却の相談をすればよいのかが決まっているからです。しかし、特に初めて不動産の売却を考えている人の場合は、なじみの不動産会社があることのほうが珍しいでしょう。

そんな人にとって売却価格の査定依頼ができるサイトは、最初の接点を持つ意味でも有効です。しかも複数の不動産会社に一括して査定依頼を出すことができるため、1社ずつ電話をしたり店舗に行ったりする必要もありません。複数の不動産会社に査定依頼を出せば、そのなかに売却しようとしている不動産の種類や地域に強い会社が見つかる可能性も高くなるでしょう。

理由2.手間いらずで手軽

不動産査定サイトを利用せずに売却相談をする場合は、売却する不動産を対象エリアにしている不動産会社がどこにあるのかを最初に調べることが必要です。また、不動産会社へ直接電話をしたり店舗に行って査定依頼をしたりすることも求められます。しかしこの場合、同時に査定依頼を出せるのは1社だけで複数社に査定依頼をするには同じ行動を何回も繰り返すことが必要です。

その点不動産査定サイトなら、査定依頼をしたい不動産に関する情報を一度入力するだけで複数の不動産会社へ同時に送信されます。手間を大幅に省けるだけでなく不動産会社同士を競わせる相見積もりもできるため、メリットはより大きいでしょう。不動産会社に対してネガティブなイメージがある人は多いかもしれませんが、そんな人でも複数の不動産会社から相見積もりをとれば透明性の高い取引が期待できます。

理由3. 不動産売却を広い視野で検討できる

不動産取引に慣れている人であれば別ですが「人生最大の買い物」といわれるほどの高額商品となる不動産を一般の人が頻繁に売買することはありません。成否によっては、金額にも大きな差が出てしまう不動産売却においてノウハウや知見が少ないことはリスク要因の一つです。しかし不動産査定サイトを活用すればその問題も解消してくれます。

特定の1社だけに売却の相談をするとその1社の意見や提案が最終結論となってしまいかねません。しかし他社に相談をしたらまったく異なる意見が出てきたという事例もあります。不動産査定サイトは複数の不動産会社から査定や提案を受けることが可能なので、広い視野で比較したり検討したりできるでしょう。

理由4. 売却したい不動産の適正価格を知ることができる

「不動産の世界に掘り出し物はない」というのは、いわゆる定説です。不動産には、厳然とした相場があるため、その相場を逸脱して取引されることは少ないでしょう。仮に相場より安い物件が出たとしても、すぐにどこかの不動産会社が買うか、売却を依頼された不動産会社自身が買うなどすぐに売れてしまうので世に出る可能性は低いといえます。

売却についても同様で相場より高く売れる可能性は高くありません。逆に欲張って相場よりも高い金額で売り出しても、買い手がつく可能性は低く結局売却期間を長くしてしまいます。相場に沿った妥当な金額で売りに出して買い手を見つけ迅速に売却することが最終的には成功といえるため、適正価格を知ることは重要です。不動産査定サイトは、その適正価格を知るために有益なツールといえます。

理由5. 不動産会社の得手・不得手に応じて依頼できる

不動産会社は、全国にたくさんありますが各不動産会社には得意分野があります。逆に得意分野以外の物件や地域については、売却についても納得できる結果が期待できないかもしれません。そうなるとすべてをカバーしている大手不動産会社に任せるのが無難だと考えてしまいがちです。しかし大手にも得手・不得手はあります。

不動産査定サイトには、大手だけでなく特定の分野に強みを持っている不動産会社も含まれていることが多い傾向です。そのため「意外なパートナー」に出会える可能性があります。大切な資産を少しでも高く迅速に売却するためにも「意外なパートナー」との出会いは、大切にしたいものです。大手以外の「意外なパートナー」を見つける方法の一つとして不動産査定サイトは有効です。

理由6. 意外な売却方法がメリットになることがある

本記事で紹介している不動産査定サイトのなかには、仲介だけでなく買取の査定価格の提示を受けられるサイトもあります。買取とは、査定をした不動産会社自身が売却しようとしている不動産を直接買い取る方法のことです。仲介のように売却活動がいらないため、周囲に知られることなく迅速に売却できるなどのメリットがあります。

そのため事情によっては、仲介よりも買取のほうが利用者の利益となることもあるでしょう。「不動産は仲介を通じて買主に売るもの」というイメージがある人にとっては、意外なメリットにつながるのではないでしょうか。そのほかにも「売却せずに賃貸にしたほうがメリット」という提案を受け、賃貸経営をして満足しているオーナーもいます。

このようにメリットのある意外な方法が見つかる可能性があることも、さまざまな不動産会社に査定を依頼できるサイトならではの魅力です。

不動産査定サイトの4つのデメリットやリスク

メリットの多い不動産査定サイトですが、もちろん万能ではありません。メリットの一方でデメリットやリスクもあるので、ここでは不動産査定サイトを利用するうえで知っておくべきデメリットやリスクを4つのポイントで解説します。

掲載不動産会社がすべてではない

本記事で紹介している不動産査定サイトのなかには2,000社や3,000社といったように多くの不動産会社と提携しているところがあります。しかし公益財団法人不動産流通推進センターの「2022不動産業統計集(3月期改訂)」によると、2020年における全国の不動産会社の数は、35万3,448社です。どれだけ提携不動産会社数が多いといっても総数から見るとそれほど多い数ではないことがわかります。

不動産査定サイトといっても万能ではなく、すべての不動産会社を網羅しているわけではありません。そのため不動産査定サイトによっても得手・不得手が出てくる可能性もあります。この問題を解消するには、一つの不動産査定サイトだけでなく複数のサイトを併用するのがよいでしょう。

競争の激化で最初に高値を提示する業者も

同時に複数の不動産会社へ査定依頼を出せることは、不動産査定サイトの大きなメリットです。特に期待できるのは、不動産会社同士を競い合わせることによって有利な条件を引き出しやすくなる点でしょう。しかし、競争が激化したことで根拠のない高値査定の問題が生じる可能性があります。

例えば他社と比べて高い査定額を出すことで自社に売却の依頼を出してもらおうとする会社もあるのです。しかし実際には、提示された高い査定額で売れる可能性は低いため、「期待外れだった」という不満につながりかねません。

このように各社から出された査定額のなかで突出して高い不動産会社がある場合は、根拠のない高額査定を出している可能性があります。そのためそういった不動産会社は、候補から外すなど慎重に見極めることが大切です。

不動産会社から電話が「殺到」してしまうことも

査定依頼をすると「しつこい営業の勧誘電話がかかってくるのではないか」と不安な人は多いかもしれません。たしかに不動産会社も必死なため、なかには何度も営業電話をかけてくる会社も実際にあります。1社あたりの電話回数が2~3回でも10社同時に査定依頼を出して各社からかかってきたら最大30回です。

こうなると「電話が殺到している」と感じるレベルとなるため、不動産査定サイトに対して残念な印象を持ってしまう可能性があります。これを防ぐには、匿名査定やAI査定などを活用するのが得策です。本当に売却の話を進めたい段階となった場合、実名を入力するサイトで査定依頼を出すようにするとよいでしょう。

地域によって有利・不利のばらつきがある

不動産は、需給のバランスで価格が決まるため、需要が高い地域の不動産は、買い手がつきやすく高い査定額も出やすいでしょう。当然需要が多いため、スムーズな売却も期待できます。しかし地方の過疎が進んでいるような地域の場合、そもそも買い手を見つけること自体が難しいため、不動産査定サイトを利用しても満足のいく査定価格が得られる可能性は低いです。

不動産査定サイトは、不動産会社に査定依頼を出すための中継機能を担っているのに過ぎません。そのため地域や物件の状態、種類などによってはどのサイトを使っても満足できる査定結果が得られないこともあります。これは、不動産査定サイトの問題ではなく売却したい不動産の需給の問題です。

不動産査定サイトを利用して売却を完了するまでの流れ

不動産査定サイトに査定依頼を出すのは、不動産売却の第一歩です。その第一歩を踏み出してから実際に売却を完了するまでには、どのようなステップを踏む必要があるのでしょうか。ここでは、不動産査定サイトでの査定依頼から売却完了までの大まかな流れを5つに分けて解説します。

ステップ1. 不動産査定サイトで必要事項を入力、送信

まず不動産査定サイトに必要事項の入力が必要になります。主な入力する内容は、以下の通りです。

  • 物件の住所(大まかでもOK)
  • 面積、間取り
  • 築年数
  • 名義人や査定依頼者との関係
  • 価格と期間、どちらを重視したいかの意向
  • 売却を希望する時期

不動産査定サイトによってさまざまですが、おおむねこのような内容の入力を求められます。匿名査定サイトやAI査定サイトの場合は、簡易査定となるため、これよりも項目が簡略化されることが多い傾向です。入力内容に誤りがないことを確認できたら送信します。

ステップ2. 入力した情報が査定依頼先に届き、査定開始

入力した情報が直接査定する不動産会社に届くことはありません。送信後は、不動産査定サイトを運営している事務局に届き、そこから利用者が希望する査定依頼先の不動産会社に届く流れとなるのが一般的です。

不動産会社は、査定サイト経由で査定依頼を受け取り、その情報をもとにまず机上査定を行います。机上査定とは、入力された情報だけで売却価格の査定を行うことです。そのため現地調査は行いません。

ステップ3. 必要に応じて不動産会社からコンタクトが入ることも

査定開始となった場合でも入力した情報だけで正確な査定ができないケースがあります。不動産会社によって売却価格査定の方法は異なるため、不動産会社によっては追加で情報をヒアリングする可能性もあるのです。

その場合は、電話などでお尋ねが入ることもあります。営業電話を望まない人は、多いかもしれませんがこの段階で入るコンタクトは必要な情報の確認が多い傾向です。

ステップ4. メールや書面で査定結果が届く

不動産会社による査定が完了したら、それぞれの不動産会社から都度査定結果が届きます。不動産査定サイトは、ネット上のサービスのため、査定依頼をする際にメールアドレスの入力を求めることが多い傾向です。その場合は、メールアドレスに査定結果が届きます。不動産会社によっては、書面で査定結果を郵送してもらえたりFAXで送信してもらえたりするなど結果の通知方法を選択できるケースもあります。

しかし郵送してもらう場合は、氏名や住所を入力することが必要です。個人情報の入力を避けたい人や急いで査定結果を知りたい人は、メールで査定結果をもらえる会社を選定するほうがよいでしょう。郵送の場合、査定結果は簡易的査定であれば数日で届きますが、会社によっては1週間前後かかる場合もあります。

ステップ5. 意中の不動産会社に依頼して買主が見つかれば売却完了

査定結果や売却に関する提案などを比較検討して売却依頼する不動産会社が決まった後は、いよいよ売却活動開始です。依頼を受けた不動産会社は、対象の不動産を売りに出し買い手候補を募ります。買い手候補者の多くは、物件の内覧を希望してくるため、場合によっては内覧に対応したり価格交渉に応じたりするなども必要です。価格や条件面で折り合えば売買契約成立となります。

一連のプロセスでは、重要事項説明書や売買契約書など難しい書類を取り交わしますが、売却を依頼した不動産会社がしっかりとサポートしてくれるため、心配無用です。

不動産を高値で売却するためのテクニック2つ

不動産の売却は、買主という相手があるため、テクニックや戦略によって成否が大きく変わってしまう可能性があります。多くの売主にとって不動産売却の成功とは、できるだけ高値で売却することでしょう。そのためここでは、少しでも高く売るためのテクニックを2つ紹介します。

最初は「一般媒介契約」から始めよう

不動産取引で売主と買主を仲介するのが不動産会社です。しかし、一口に仲介といっても種類は以下の3つがあります。

専属専任媒介契約 ・1社にのみ仲介を依頼し自分で買主を見つけることはできない
・1週間に1回以上の報告義務がある
・5日以内に情報データベースに登録する義務がある
専任媒介契約 ・1社にのみ仲介を依頼するが自分で買主を見つけることはできる
・2週間に1回以上の報告義務がある
・7日以内に情報データベースに登録する義務がある
一般媒介契約 ・複数の不動産会社に依頼が可能で自分で買主を見つけることもできる
・報告義務はなし

専属専任媒介契約で売却依頼をした場合、不動産会社にとっては他社へ流れる心配がなくなるため、本腰を入れてもらいやすくなります。ただし買主を自分で見つけた場合でも必ず依頼した会社を通さないといけない点は、デメリットです。

逆に一般媒介契約は、制約がほとんどない緩やかな媒介契約ですが、不動産会社は売主へ報告義務がないため思ったように売却活動が進まない可能性もあるでしょう。

ただし3つの媒介契約のうちどれが最もよいかは、売主によって大きく変わります。不動産査定サイトを利用すると複数の不動産会社と接点ができるため、まずは一般媒介契約で複数の不動産会社に売却依頼するのが無難でしょう。

タイミングもしっかりと見極めよう

不動産には、高く売れるタイミングがあります。景気や不動産市場の動向など大きな枠組みでのタイミングから人の移動が活発になる1~3月の時期といった季節要因など理由や背景もさまざまです。他にも景気が上向いているときは、不動産を購入する意欲が旺盛となる傾向のため、高く売れやすくなります。

また売却を検討している不動産の近隣で以下のような追い風となる外的要因があるケースでも高く売ることが期待できるでしょう。

  • 再開発がある
  • 新しく最寄り駅ができる
  • 商業施設ができる

季節要因としては、4月の就職や入学といった人が移動する時期から逆算して不動産を売りに出すと買い手が見つかりやすいでしょう。そのため、特に急いでいないのであれば季節要因を見極めて売却活動を始めると高値で売れやすくなります。

また、税制上のタイミングも重要です。不動産売却で利益が出た場合は、譲渡所得が課税されます。譲渡所得の種類は、「短期譲渡所得」「長期譲渡所得」の2つです。

譲渡所得 所得税(※) 住民税
短期譲渡所得(5年以下の保有の場合) 30.63% 9%
長期譲渡所得(5年超保有の場合) 15.315% 5%
※復興特別所得税を含む

取得から5年以内に売却した不動産で譲渡益が発生すると倍近く税金が高くなります。そのため売却で利益が出そうな場合は、どのぐらいの税金を納める必要があるのかまでシミュレーションしたうえでタイミングを見極めることが必要です。

不動産売却に関するありがちなトラブルも知っておこう

不動産は高額商品となるため、売却で特有のトラブルに見舞われるケースもあります。不動産の取引でトラブルになってしまうと取り返しがつかない重大な事態に発展する恐れもあるため、注意が必要です。ここでは、不動産売却でありがちなトラブルを5つの種類に分け、対策も含めて解説します。

仲介手数料がべらぼうに高い

不動産会社に仲介を依頼して契約が成立した場合、不動産会社は仲介手数料を請求することが可能です。しかし不動産会社のなかには、契約成立の際に法外な仲介手数料を請求する会社もあります。仲介手数料は、法律で以下のように上限の取り決めがあるため、しっかりと押さえておきましょう。

売買価格 仲介手数料の上限
200万円以下 売却価格×5%+消費税
200万円超400万円以下 売却価格×4%+2万円+消費税
400万円超 売却価格×3%+6万円+消費税

例えば2,000万円で売却した場合の仲介手数料は、以下の通りです。

  • 2,000万円×3%+6万円+消費税10%(6万6,000円)=72万6,000円
    ※消費税は2022年5月時点

これを超える金額を仲介手数料として請求する不動産会社は法律違反です。この場合は、法律違反と伝えれば不動産会社も当然熟知しているため、上限金額以上の請求はできなくなります。できるだけ契約する前に仲介手数料がどのぐらいになるか見積もりをしてもらうなどして、悪質な会社でないことを確認しておきましょう。

広告料の名目で法外な費用を請求された

不動産の売却活動では、売出物件情報をさまざまな形で広く知ってもらうことが必要です。不動産会社同士が共有している情報ネットワークへの掲載やネット上のポータルサイトへの掲載、近隣へのチラシ配布など方法は多岐にわたりますが、内容によっては広告料が発生します。不動産会社が広告を打つ場合、その広告料の実費を請求すること自体は合法です。

しかしそれは「売主が広告を打つことを依頼した」「実費で広告を打つことを承諾している」といった場合のみとなります。不動産会社が売却活動に要したとして勝手に広告を打った分であれば請求はできません。なかには、依頼者がルールを知らないと踏んで広告料の名目で費用を請求してくる悪質な不動産業者もあります。

本当に広告料として使った費用かどうかがわからない場合もあるため、身に覚えのない広告料を請求された場合は支払わず突っぱねて問題ありません。不動産査定サイトには、苦情やクレームを受け付ける窓口があるため、活用しましょう。

一括査定サイトのなかには、広告料トラブルの苦情が寄せられると対象となる不動産会社の提携を解除する対策をとる会社もあります。そのため、基本的に不動産査定サイト経由で売却依頼した不動産会社でこのようなトラブルが起きることはまれです。しかしゼロではないため、対策を知っておいて損はありません。

売れるのに売ってくれない

売却を依頼しているのに不動産会社がわざと売らないようにするケースもあります。なぜそんなことをする必要があるのでしょうか。具体的には、以下の2つのような理由が考えられます。

広告料を稼ぐため

専属専任媒介契約で依頼を受けると他社に顧客をとられてしまうことがなくなるため、売却活動に本腰を入れず買い手がつかないように誘導する悪質業者もいます。

なぜなら売主が急いでいるようなケースでは他社に依頼することもできないため、広告料を負担してでも早く売ろうとするからです。わざと売れないように仕向けて広告料を目当てに売却を引き延ばすことは、悪質な手口といえるでしょう。

両手取引したい

両手取引とは、仲介する不動産会社が売主と買主を自社で見つけて両者から仲介手数料を得る取引です。売却依頼された不動産会社のもとに購入希望があってすぐにマッチングすれば両手取引でも問題はありません。

しかし悪質な業者の場合、両手取引で仲介手数料を稼ぎたいがために売却依頼されているにもかかわらず、自社の顧客にだけしか物件を紹介しない事例もあります。幅広く情報が公開されていればマッチングして売却できる機会を奪っている行為となるため、悪質です。

このように不動産会社の思惑で売れるのに売ってくれない場合は、信頼関係を損ねかねません。そのため依頼する前に不動産会社の口コミをチェックしたり、いきなり専属専任媒介契約を結ばないようにしたりするなどの対策が求められます。

契約の不履行問題

仲介は、文字通り売主と買主の間に不動産会社が入ることで不動産の売買を円滑に進める仕組みです。仲介会社を入れずに当事者だけでも不動産を売買することはできます。しかし一般的には、書類の不備やお互いの認識の違いでトラブルに発展する可能性があるため、プロとなる不動産会社を間に入れるわけです。

不動産会社が信頼に反して問題行動をとってしまうと不動産売却で大きな損失を被る恐れがあります。その最たるトラブルが契約の不履行です。不動産の売買では、売主と買主が不動産売買契約を締結します。これは、法律的に有効なものとなるため、双方は契約書に記載されている通りに不動産と代金の受け渡しをしなければなりません。

しかしここで介在している不動産会社が悪意を持って代金の一部を着服したり、買主から受け取った代金を売主に支払わなかったりするなどのトラブルが実際に起きています。もちろんこれは極めて悪質な行為で内容によっては犯罪です。ただ犯罪として摘発されたとしても着服された代金を取り返せないこともあるため、信頼して任せられる不動産会社かどうかの見極めは重要です。

売却してから見つかった不具合で別途費用を請求された

不動産の引き渡し後に告知していない不具合が発覚し、その問題を解消するための費用や損害賠償などを請求されるケースがあるため注意が必要です。売主が正確に不動産の状況を伝えなかったことが原因となる場合、責任は売主が追うことになります(契約不適合責任)。不動産は、見える部分だけでなく見えない部分も多い傾向です。

例えば引き渡し後に屋根裏や構造部分など見えない部分に重大な不具合が発覚すると買主はその問題を解消するための費用を売主へ請求できます。これが契約不適合責任です。もちろん不動産会社は、仲介を行う際に細かい部分まで物件をしっかりと査定します。そのため基本的に素人がわからないような部分もチェックしたうえで査定価格を算出し売却活動を開始してくれるでしょう。

不動産会社の見極めが正常に機能していれば契約不適合責任の問題は起きません。しかしチェックがいい加減であったり、不具合を見つけていても告知せずに売却活動をしたりするような不動産会社に依頼すると、引き渡し後に契約不適合責任を問われて思わぬ損失につながる可能性があるため注意しましょう。

不動産売却の一括査定サイトに関するよくある質問

Q:不動産査定サイトを利用したら必ず売らないとダメなの?

必ず売る必要はありません。不動産査定サイトの主目的は、売却を検討している不動産の価格査定依頼です。査定価格や不動産会社の対応などに納得ができた場合にのみ、売却を依頼すれば問題ありません。不動産会社のなかには、何度も電話で売却依頼を促すようなしつこい営業活動をしてくるところもあるかもしれませんが、あくまでも売却の最終決定をするのは依頼者です。

Q:不動産をなるべく高く売るコツは?

売却したい不動産の価値を正確に査定し、それを売却活動に反映してくれるような信頼できる不動産会社に依頼することが大切です。不動産市場には厳然たる相場があるため、その相場から逸脱することなく適切に売却活動をすれば買い手は見つかりやすくなるでしょう。さらに内覧などにもしっかりと対応していれば「なかなか売れない」といった事態に陥る可能性は低くなります。

買主に対する対応も含めてしっかりとサポートしてくれる不動産会社に依頼することが、高値売却の第一歩です。

Q:匿名査定とは?

利用者の名前や住所などの個人情報を入力せずに不動産の査定価格を知ることができるサービスのことです。あくまでも簡易的な査定となりますが物件の大まかな所在地や種類、面積など基本的な情報を入力するだけで目安となる査定価格を知ることができます。近年では、AI査定といってAIが膨大な不動産取引データから自動的に査定価格を算出してくれるサービスもあるため、活用してみましょう。

Q:査定価格と売出価格は違う?

多くの場合、「査定価格=売出価格」となるわけではありません。なぜなら査定価格は、あくまでも簡易的な査定による金額が多いからです。これを机上査定といいます。本格的な査定では、現地調査も必要となるため、そのときに算出された金額がより売出価格に近いものとなります。

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